メルセデス・ベンツ ビアノとV350

最近、Mercedes-Benz V350 Longを増車しました。

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と言うのは冗談です。(^_^;)

ボルボスキーの跡を継いで現在ボルボ 850 T-5Rに乗っている知人が9月にMB V350 AMBIENTE Longを増車しました。

先日その知人がボルボスキーのS90に乗って大阪~高野山に行きましたので、その間V350を預かっておりました。
預かっている内にビアノとV350を並べて比較してみました。

欧州での車名は現在でもVianoですが、日本市場だけは2006年のマイナーチェンジ時にクラスを表すアルファベットとエンジングレードを表す数字に変更されました。
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前モデルのW638がV230、V280として販売され知名度が高いためVクラスに戻されたと言われています。
また、メルセデス・ベンツは以前から商用車群にはビアノやバネオ、ビト、アクトロスなどのペットネームを付け、乗用車群にはアルファベットと数字の組み合わせのネーミングをしているのでそれに倣ったと言えます。
欧州でVianoは商用車として使われている割合が高い事も表しているようです。

2007年モデルのV350です。
外観の違いはホイールが17インチになった事、フロントバンパーにもパーキングセンサーが付いた事です。
また、左ドアミラーにはサイドビューカメラが仕込まれており、その映像はバックミラーに映し出されます。
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フロントフェンダーにV6のエンブレムが付きました。
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外観上の一番の違いはフロントワイパーブレードです。

以下比較写真の左がV350、右がビアノです。

V350はフラットタイプになりました。
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ボルボスキーも一時、ビアノのトーナメントタイプのワイパーブレードをV350のフラットタイプに変更しようと思いディーラーに相談した事があります。
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当然ワイパーアームから交換しなくてはいけませんが、ピボットの高さが違うのでリンケージも交換しないとフラットタイプのワイパーブレードには変更出来ないと言う事であきらめました。
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V350はV6 SOHC 3700cc、ビアノは同系列の3200ccです。
500ccの違いは大きく、トルクの太いV350の方が断然加速が良く車内も静かです。
最新のV350にはV6 DOHC 3500ccエンジンが積まれています。
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Long(全長500cm)と欧州ではCompactと呼ばれる標準車(全長476cm)との比較です。
ホイールベースは同一で、Longはリアオーバーハングが標準車に比べて24cm長いです。
欧州にはLongのホイールベースを23cm延長したExtra Long(全長523cm)もあります。
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ラゲッジスペースがかなり違います。
ビアノ標準車の場合、普段2~3列目シートを前寄りにセットしてスペースを稼いでいます。
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全幅は同じなので真後ろから見ると違いは分かりづらいですが、
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横から見るとサードウインドウ、オーバーハングの長さの違いから印象がかなり違います。
(この写真だけ左がビアノ標準車、右がV350 Long)
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ロングにはスペアタイヤが装備されています。(標準車はジャッキとパンク修理剤のみ)
サイレンサーの向きも違います。
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初めからガーニッシュにナンバー灯がビルトインされているV350とナンバープレートリテーナーにナンバー灯が付いているビアノとのナンバープレートリテーナーの違いです。
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ガーニッシュ、ナンバー灯も小変更を受けています。
V350のリアカメラはHDDナビとのセットオプションです。
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サイドスライドドアが電動か手動か、ビアノオーナーの一番悔しいと思う違いです。
V350になって、AMBIENTEには標準装備、TRENDには注文装備されるようになりました。
Bピラーのスイッチ部です。
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Bピラーのスイッチ以外にも車内外のドアハンドル、運転席のスイッチパネルでもドア開閉操作が出来ます。
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Bピラーの接点プレートです。パワースライドドア装着車の場合、接点プレートが追加されています。
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ダッシュボードの形状は同じですが、トリムカラー、ステアリングホイール(V350のコンビはオプション)の違いで印象が違います。
V350のHDDナビはオプション、ビアノのDVDナビは標準装備です。
V350はフロントパークトロニック(パーキングセンサー)のインジケーターが装備されています。
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インスツルメントパネルも変更されています。
ミニバンの場合、見下ろす感じで確認する事になるインスツルメントパネルだけはスピードメーターの大きいビアノの方が視認性が優れています。
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スピードリミッター&クルーズコントロールの有無の違いもあります。
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2~3列目シートです。
V350からプライバシーガラスが装備されるようになりました。
V350の天井後部にはリアパークトロニックのインジケーターが装備されています。(ビアノの場合、パーキングセンサーはアラーム音のみ)
V350はヘッドレストの形状が変更されてヘッドレストを使用しない際の後方視界が良くなっています。
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V350 AMBIENTEには前後にスライドするセンターテーブルが、ビアノにはボルボスキーDIYによるセンターテーブルが装備されています。
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V350 AMBIENTEのセンターテーブルはこのように展開します。
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このように比較するといろいろと変更されているのが分かります。
走行するとこれ以上に改良されている事を感じます。騒音の遮音が良くなり、サスペンションも滑らかに働いているように感じます。

実は欧州では、それ以上にサスペンション、エンジンが改良され、内外装デザインがモディファイされたモデルチェンジ(日本的にはマイナーチェンジ)モデルが発売されました。
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~おまけ~
比較写真撮影前にナンバープレート脇のリフレクターを黒地の物に交換しテールランプの色目と合わせました。
「えっ、違いが分からない?! 新しいね~」
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使用したリフレクターはニャンコRさんにご紹介いただいたストレイトで購入した物です。
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この記事へのコメント

ニャンコR
2010年12月04日 10:44
あーびっくりした。最初題名だけ見て「同じもん増車してどうするのかな?」と思いました。

…というか、リアナンバーまではずしとるがな。封印の意味が無い…
ボルボスキー
2010年12月04日 13:43
ニャンコRさん
> 「同じもん増車してどうするのかな?」と思いました。
ジャンボタクシー業でも始めようかと思いまして。(^_^;)

> リアナンバーまではずしとるがな。封印の意味が無い…
あの写真、陸事でナンバー付ける前に撮りましてん。
2010年12月04日 22:16
駄目だよこういうことしたら。
年々良くなると言う事がわかり、自分の車が・・・
しばらくするとコストダウンしている事のほうが解かり、
買い換えることが出来なくなります。
ボルボスキー
2010年12月05日 12:12
v740gleさん
> 年々良くなる…コストダウンしている事のほうが解かり
付加価値付けたり、削ったりの繰り返しですね。

ちなみに本件2台は2台とも2007年5月の初度登録で、書類上は同じ「平成19年式」になります。
メルセデス・ベンツはイヤーモデル制ではないようで、車体番号からはモデルイヤーが分らないそうです。
なので、この2台はW639 Vianoのボディー、エンジン、トリム、装備品などの仕様違いとも言えます。
でも、実際にはVianoは2005年に組み立てた2006年モデルの長期在庫車で2007年に新規登録され、V350 Longは2007年組み立ての2007年モデルの2007年新規登録車と言う事になります。
2010年12月05日 22:23
えっーそんな馬鹿な。
中古車の表示の登録年あてにならないということになるんですね。
すごいなぁ。
ボルボスキー
2010年12月06日 23:45
v740gleさん
> 中古車の表示の登録年あてにならないということに・・・
法的に説明義務があるかどうかは分からないですが、ボルボスキーがビアノを購入した時には販売店の方から当車の“氏素性”の説明がありました。
販売店が長期在庫車を自社登録して「登録未使用車」として販売したもので、販売店も在庫が減るし、買う方も“それなりの価格”で購入できて両者の思いが合致した取引でした。
同じようなケースは、VianoからV350に移行した際に全国的に発生したようです。

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